ネイティブはどうやって関係詞の省略を見抜いているのか!?

この記事は3分で読めます

前回の『関係詞』の話をした後にですね、

ある受講生の方から

「ネイティブは、関係詞の省略を
どのように見抜いているのでしょうか?」

というご質問を頂いたので、
今日はこれにお答えしたいと思います。

僕が昔習っていた残念な英語の先生

確かに僕自身も学生の時、
同じような疑問を感じていました。

 

こんな学校の先生いませんでしたか?

先生:「はい、実は、ここには関係詞が省略されています。
    なので、主語はここまででーす。」

と言う先生。

 

僕は
「いやいや、その関係詞の省略の
   見抜き方を教えてくれよ!」

っていつも思っていました。
残念ながら、僕が教わった先生は誰もそれを教えてくれませんでした。

 

どうやってネイティブは関係詞の省略を見抜いているのか?

では今から本題の「関係詞の省略の見抜き方」をネイティブの感覚視点からお話します。

と言っても、めちゃくちゃ簡単です。

 

名詞 ⇒ 主語(S) ⇒ 動詞(V)

この語順で言葉が並んだ時に、
ネイティブは、「あっ、省略したな」と脳内で感じています。

 

名詞の後に主語(S)⇒ 動詞(V)です。”

 

 

例えば、

This is the car he bought.
これが彼が買った車だよ。

 

名詞、SVを見つけてみてください。

見つかったでしょうか?

 

では、正解は、

the car ( 名詞 )
he ( 主語:S )
bought ( 動詞:V )

です。

なのでここに関係詞が省略されているんですね。

This is the car (WHICH) he bought.
これがその車だよ!(どんな車かと言うと)彼が買ったね。

※関係詞は、(どんな車かと言うと…)のように、
名詞にくっ付いて、名詞の詳細を説明する働きをします。(参考:関係詞の感覚

ネイティブ達は、「名詞 ⇒ 主語(S)⇒ 動詞(V)」の語順だけで、
ほぼ無意識の内に省略だと感じていますが、

僕ら日本人は慣れるまでは
やっぱりこの「名詞 ⇒ 主語(S)⇒ 動詞(V)」の形を意識しないといけません。

慣れると僕らも、ほぼ無意識に
省略だと感じられるようになります。

 

もう一文いきましょう!

見抜きながら意味を取って下さい!

The book you lend me yesterday was so interesting.

 

 

見抜けましたか?

 

 

では答えは、
これです!

The book (WHICH) you lend me yesterday was so interesting.

The book(名詞)
you ( 主語:S )
lend ( 動詞:V )

(訳)
本(どんな本かと言うと、(昨日君が貸してくれた))は、とてもおもしろかったよ。

 

なんか今日は少し文法的な話になってしまいましたが、

これ、英語を理解する上で非常に重要になってきます!
是非おさえておいて下さりね。

今日も最後までご覧下さり、ありがとうございました!

P.S.
前回の講座の後に頂いたコメントを
いくつかご紹介したいと思います。

——————————-ここから——————————————-

(前略)
スゴい!
( )がわかりやす過ぎて思わず「オオッ」っと
叫んでしまいました。

昔から「英語を話す人は、こんな長い英文を行ったり来たりして読んでるのか。
短期記憶スゴいな。」
と思っていたのですが(始めの板書のやり方ですね)
この方法は目から鱗でした!

ありがとうございます!

——————————-ここままで——————————————-

ありがとうございます。
おっしゃるように、
『補う』という感覚を持たずに
和訳しようとすると

まさに文を行ったり来たりして
読まなければいけなくなるので、

お気づき頂けてよかったです!

その他にも

『思わず笑ってしまいましたが、すごくわかりやすかったです。
 関係代名詞でもうつまずくことはなさそうです。』

『素晴らしい説明だと感じました。
 中学時代にこういう説明で英語を学べればよかったのになぁ・・・』

などなど嬉しいコメントも頂いております。

コメント下さった方、ありがとうございます。

このようなフィードバックを頂くことが、
次の講座を作る活力になります。

ありがとうございます。

ではまた!

 

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    • 天然4姉妹
    • 2015年 2月23日

    すごくわかりやすくてとっても面白いです!
    英語は得意な方なんですが久しぶりにこんなに英語が面白いと感じました!!!
    こんな教え方で習った子は必ず英語が得意になると思います。
    これからの記事も楽しみにしています。

    • ぐっちー
    • 2016年 2月12日

    こんにちわ♪
    英語を始めたばかりなので助かります。
    ありがとうございます。

    コメントをもらえるとよろこびます。(*≧∀≦*)
    とあったのでコメントしました。
    『あなたに喜んでもらいたくて』
    とか英語で言えるようになりたいです。

    解らないところもありましたが文章が楽しいので苦にならないですね。(^-^)
    何度も読み返して理解を深めたいと思います。
    これからも参考にさせてくださいね。

    • ぴー
    • 2017年 1月7日

    はじめまして
    英語アレルギーでしたが、去年 初めて一人海外旅行をしてとても楽しかったので、どうしても英語を話したくなり、勉強を始めました。いろいろ検索した中で、1番わかりやすく楽しい内容です!ありがとうございます。

    • けい
    • 2019年 7月26日

    解説を拝見し、関係詞の省略について、だいたい理解できましたが、1点質問させてください。

    2つ目の例文について、「名詞 + S + V」の形では下記となり、
    The book you lend me yesterday was so interesting.
    WITCHが省略されている位置は、
    The book (WHICH) me yesterday was so interesting.
    になるということですが、このとき、元のSVは(WHICH)の後にあるのでしょうか?
    これは、誤記でしょうか?それとも、必ずSVが省略されるというルールの一例を照会しているのでしょうか?

    論点はWITCHがどこに省略されているかという話であったと思いますが、いきなり、SVが省略されたので混乱しました。

    • けいさん
      コメントありがとうございます。
      誤記でした。

      お陰様で修正することが出来ました。
      教えて下さり、ありがとうございます。

      TZ(てぃじー)

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管理人:TZ(てぃじー)

プロフィール
職業:英語講師
昔は英語が苦手でしたが、英語がペラペラになる夢が忘れられず、豪に留学。そこでネイティブの感覚を知り、英語が得意に。今はそのネイティブの感覚を様々な場で教えています。 詳しくはこちらを読んでみて下さい TZ(てぃじー)物語