なぜ over には「~しながら」という意味があるのか?

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over

今日は、ネイティブが感じている over の感覚を見ていきましょう!

over は、なんとなく「上」と訳せば上手くいくことが多いです。

Most of my teachers are over 40.
(ほとんどの先生は、40歳以上だ)
over 40 で、「40歳より上」

Put the cover over the car.
(車にカバーをかけておいて)
over the car で「車の上に」

こんな感じで
なんとなくoverを「上に」と考えている人は、
多いんじゃないでしょうか?

僕も、昔は何の疑問も持たずに、
「上に」と考えていました。

しかし!
それだけじゃ上手くいかないこともあります。

例えば、
over を辞書で引くと、
「over~:~しながら」という意味があったりします。
We talked over a cup of coffee.
(私達はコーヒーを飲みながら話した)

他には、
熟語で 「run over :轢かれる」とか
My poor cat was run over by a car.
(私の猫ちゃん車に轢かれちゃった)

さらには、look over などの熟語もあるのですが、
これも overを「上」だと思っていると、
「上を見る」という意味かなと思っちゃうのですが、
間違いです。

でも、over を感覚から捉えると、
look over も辞書を引かかなくても、意味が分かってきます。
(後で、イメージから一緒に look over の意味を考えましょうね!)

なので、今日は、
ネイティブが感じている over の感覚をしっかり掴んでもらおうと思います!

 

over の核になっているイメージは、
図のように「上に円弧」です!
over 

このイメージを基に、
さっきの例文をみていきましょう!

まずは、これ。
Most of my teachers are over 40.
(ほとんどの先生は、40歳以上だ)
これは、over 40 で、「40歳より上のゾーン」で問題ないと思います。
over 40 

 

 

次にこれもOKですかね?
Put the cover over the car.
(車にカバーをかけておいて)

over the car で、
このようなイメージですよね?
over car

ちょっと、この辺からoverのニュアンスをリアルに感じませんか?

では、次に、これいきましょう!
We talked over a cup of coffee.
(私達はコーヒーを飲みながら話した)

「over~:~しながら」と辞書には、載っているやつでしたよね?

ほら、ここでも、over の感覚が見えませんか?

 

over a cup of coffeeで、
コーヒーを over しているものが見えますか?

 

そうです!

「会話」です!

会話がコーヒーの上をこのようにover しているのです!!

over coffee

We talked
(私たちは話しました)

over a cup of coffee.
(コーヒーを over しながら)

という感覚で話しています。

なので、over に「~しながら」という意味があるのですね!

いつも言っているように、
「over :~しながら」という意味を丸暗記するんじゃなくて、
ネイティブの感じている英語の世界観を感じて頂ければと思います。

では、さっきの熟語の 「run over :轢かれる」も、
今ではもうリアルに見えてきませんか?

My poor cat was run over by a car.
(私の猫ちゃん車に轢かれちゃった)

 

ちょっと可哀想なので、これは図は出しませんが、
車がcatをover して走っちゃったわけで、、、
そこから「run over :轢かれる」です。

 

このように、
しっかり over をイメージから捉えると、
初めて見る熟語なんかも意味が分かったりします!

 

さっき冒頭で話した「look over」
これ、今ならどんな意味か何となく分かりませんか?

 

こんな風に使います!

(先生や、教授などに対して、)
Could you look over my paper?

さて、どんな意味でしょうか?

 

 

paper は「論文」です。
なので、図のように
論文を over して look (見て) もらえないか尋ねている訳です!

look over

 

どんな意味か分かりました?

答えは、
look over で「(ざっと)目を通す」という意味です。

これを知らなくても over の感覚のニュアンスから
なんとなく意味が掴めたりします!

 

一般的な参考書などを見ていると、

単語や熟語の意味を知っていることが前提で、
知らない単語にぶち当たった時にどう考えるかは、あまり語られません。

 

しかし、英語を使うと、
必ず知らない単語や表現にぶち当たります。

 

多くの人が、そこで理解するのをあきらめてしまうのですが、
大事なのは、
「知らない単語や表現に出くわしたときにどのように考えるか」です。

 

勘違いして欲しくないのは、
僕は「単語や熟語の意味を覚えなくていい」といっているのではなく、
一生懸命覚えた上で、それでも知らない表現に出会った時に、
どう対応するかということです。

 

今回の look over のように、
他の知らない表現に出くわしたときも、
一旦、核になっているイメージを基に考えて、
意味を推測してもらえたら思います!

 

では、今回も最後まで読んでくれてありがとうございました!

てぃじー

 

PS.
前置詞の感覚一覧
atの感覚
ofの感覚
toとforの感覚
onの感覚
over の感覚
by の感覚
with の感覚
about の感覚

全ての前置詞についてさらに深く理解したい場合は、
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