もくじ
はじめに
ネイティブスピーカーは、
『どのような感覚で to 不定詞と動名詞(ing)を使い分けているのでしょうか?』
というご質問を頂いたので、
今日はこれについてお話したいと思います!
分かりますよ!
確かに、これ、すごく迷いますよね!
これを読めば、もう、
不定詞(to~)と動名詞(~ing)の違いが分かり、
どちらを使えば良いか悩まなくなります!
ちなみに、最初に断っておきますが、
「to 不定詞は、未来志向」
「動名詞(ing)は、過去志向」というような表面的な説明ではなく、
もっとネイティブ視点の核心から解説していきます!
また、こんな微妙なニュアンスの違いも、分かるようになります。
① “To play” the guitar is my hobby.( to 不定詞)
② “Playing” the guitar is my hobby.(動名詞 ing )
①②はどちらも文法も正しく、
和訳すると、どちらも「ギターを弾くことは私の趣味です」になりますが、
より自然なニュアンスなのは、1つだけです。
今日の内容を読めば、
こんな細かい英語のニュアンスの違いすら、
感覚から理解できるようになります!
では、前置きが長くなりましたが、
始めますね!
古い?不定詞toと動名詞ingの教え方
僕自身も昔、不定詞(to~)と動名詞(~ing)の違いは、
すごく苦労しました。
今でも覚えているのは、
僕は、高校の時、こんなの暗記させられました。
(以下、覚えなくていいですよ)
◆後ろが to 不定詞になる動詞◆
・want ~したい
・need ~する必要がある
・would like 是非~したい
・hope ~を望む
・expect 予期する
・plan 計画する
・decide 決める
など
◆後ろが動名詞(~ing)になる動詞◆
・mind ~するんを気にする
・enjoy ~を楽しむ
・give up 諦める
・admit 許す
・finish ~を終える
・escape 逃げる
・put off ~を後回しにする
・stop ~をやめる
・deny 否定する
・avoid 避ける
当時、高校生だった僕は、もうこれを見ただけで、
暗記地獄に突入してしまって、
英語アレルギー全開になっていました。
親切な塾の先生が、
「後ろが動名詞(~ing)になる動詞の頭文字をとって、
「メガフェプスタ」と覚えるといいよ~」と教えてくれたりもしたのですが、
暗記が苦手な僕は、
そもそも「メガ」がどの動詞を指しているのかすら、覚えることが出来ませんでした。
これだけじゃなく、
不定詞と動名詞で意味が異なる動詞とかもありました。
forget to~「~し忘れる」
forget ~ing「~したことを忘れる」
こんな動詞もいっぱいありました。
ちょっと親切な参考書に「toは未来志向」という説明があったりもして、
それで少し分かったような気もしたのですが、
熟語で
look forward to ~ing「~するのを楽しみに待つ」(後ろが動名詞になります)
というのがあり、
「楽しみにしていることは未来なのに
どうして、この場合は動名詞(ing)になるんだろう?」
と思っていました。
他にも
avoid ~ing(~を避ける)
も「避けること」は未来のことなのに、
なぜ to 不定詞にならず動名詞(ing)なのか不思議でした。
「これも暗記するしかないのかな。」と思いながらも、
耐えて暗記した所で、英語が使いこなせる気がしませんでした。
まぁ、でもあの時の英語が出来なくて辛かった経験のおかげで、
こうやって今、英語を教える時に学習者さんの気持ちが分かるので、
今となっては必要な経験だったのかなぁと思っています。
すみません、話が逸れましたが、
今から、
本題のネイティブスピーカーがどのように
これら to 不定詞、動名詞(ing)を使い分けているかご説明していきます!
ネイティブのto 不定詞、動名詞(ing)の感覚とは
実は、超シンプルな感覚なのです。
では、いきます!
まず最初に、知っておいて頂きたいのが、
ネイティブスピーカーにとって、
to 不定詞を使っている時と、
動名詞(~ing)を使っている時では、
頭の中で流れているイメージが違うのです。
To play tennis
Playing tennis
どちらも「テニスをすること」という意味ですが、
ネイティブの
頭の中では、”異なったイメージ” が再生されているのです!
では、
to 不定詞 と 動名詞 ( ing ) では、どんなイメージの違いがあるか見ていきましょう!
まず、動名詞(~ing)からいきましょう!
動名詞(ing)はリアルな躍動感
動名詞(~ing)をネイティブスピーカーが使う時、
彼らの頭の中には、
『非常にリアルで躍動感のある映像』が流れています!
(いきなり重要ポイントです)
大事なのでもう一度言います!
ネイティブスピーカーが 動名詞(ing)を使う時は、
頭の中で『リアルで躍動感のある映像』が流れているのです!
この動名詞(ing)って、
進行形の形ですよね?
進行形って、「今まさに、~している最中だ」という、
非常にリアルタイムな時制ですよね?
つまり、ネイティブスピーカーにとって、
進行形の ing も、動名詞の ing もどちらも同じで、
『 ing は、非常にリアルで躍動感のある感覚』なのです!
ここまでOKでしょうか?
to 不定詞は、漠然としたボンヤリ感
では、次に to 不定詞です!
to 不定詞は「動詞の原形」ですよね?
「動詞の”原形”」を伴う to 不定詞 には、
ing のようなリアルさがありません。
ネイティブスピーカーが to 不定詞を使う時は、
頭の中で『リアルでない漠然なボンヤリとしたイメージ』が映し出されています。
(これも重要ポイントです)
大事なので、しつこくもう一度言いますね!
to 不定詞を使う時は、
ネイティブの頭の中では
『リアルでない漠然なボンヤリとしたイメージ』が映し出されるのです!
ちょっとここまで、非常に大事なのでまとめましょう!
● 動名詞(ing)は、
ネイティブの頭の中で『リアルで躍動感のある映像』が流れる。
● to 不定詞は、
ネイティブの頭の中で『リアルでない漠然としたイメージ』が映し出される。
例えるなら、
動名詞(ing)が「動画」で
to 不定詞が「静止画」です!
つまり、
「 Playing tennis 」
と言った時は、
「テニスをしている映像(動画)」が
生き生きとリアルに頭の中で流れます!
それに対して、
「 To play tennis 」
と言った時は、
「テニスをしている写真(静止画)のようなイメージ」が
ボンヤリと頭の中に漠然と浮かぶのです!
ここまでOKでしょうか?
どうやって不定詞と動名詞を使い分けているのか?
では、ここからが本題です!
「どうやってネイティブが不定詞と動名詞を使い分けているのか?」というと、
『頭の中にリアルなイメージ』が浮かぶか、
『漠然としたイメージ』が浮かぶか、
によって決まります!
リアルな生き生きとした躍動感のあるイメージが
頭の中に浮かぶ時は、動名詞(~ing)を使うのです!
それに対して、
漠然とした、リアルでないイメージが頭の中に浮かぶときは、
to 不定詞を使います!
これが今日の最重要ポイントです。
『リアルな生き生きとした躍動感のあるイメージが
頭の中に浮かぶ時』
↓
動名詞(~ing)
『漠然とした、リアルでないイメージが頭の中に浮かぶ時』
↓
to 不定詞
なぜ不定詞toが未来志向で、動名詞ingは過去志向なのか
では、ここからは実際に文で
どのような感覚で使い分けるか見ていきましょう!
少し英語に詳しい方は、
「不定詞 to が未来のことに使われて、
動名詞 ing が過去のことに使われる」というのを聞いた事があるかもしれません。
これは、その通りなのですが、
なぜ不定詞 to が未来で、
なぜ動名詞 ing が過去なのか、その感覚を見ていきましょう!
なぜ不定詞toが未来志向なのか
例えば、
「今年の夏はハワイに行くと決めた」を英語で言ってみましょう!
一緒に英語にしてみましょう!
I decided…
(私は決めた…)
さて、ポイントはこの後です。
(ハワイに行くことを)はどちらが正しいでしょうか?
” to go “ to Hawaii
” going “ to Hawaii
ポイントは、
decide(決めた)時点では、
まだハワイに行ってませんよね?
では、
いきなりですが、ここで質問です!
「あなたは、まだやっていない行動って
リアルにイメージ出来ますか?」
勿論、まだやったこと無いことは、
リアルに想像出来ませんよね?
まだやっていない行動って、
頭の中ではボンヤリした漠然としたイメージが浮かびます。
そうです!
つまり、そんな時は、to 不定詞になります!
なので、
decide(決める)の後ろは to不定詞になるのです!
まだ行ってないので、リアルに想像できないので、
” to “ go to Hawaii なのです!!
I decided ” to ” go to Hawaii this summer.
(今年の夏は、ハワイに行くって決めた!)
理解を深めるためにもう1文いきましょう!
「ビール飲みたいな~」って思った時って、
まだビール飲んでないですよね?(当たり前ですが)
なので、want の後ろは、to になるのです!
I want “ to ” drink beer.
(ビール飲みたい)
このようにですね、
まだやっていない、
「これから~する」という未来の漠然としたイメージの時は to 不定詞を使うのです!!
これが「to 不定詞は未来思考」と言われる理由です。
ここまでOKでしょうか?
ちなみに、この時によくある質問は、
「実際にその行動をした後は、動名詞(ing)になるのですか?」
という質問です。
例えば、
I wanted to drink beer so I drank beer.
(ビールを飲みたかったから、飲みました)
という時、
この時は、もう既にビールのんでますよね?
「このような時は、want “drinking” と動名詞(ing)になるのですか?」
とこの話をすると、よく質問されるのですが、
この場合は、動名詞 ( ing ) にはなりません!!
ポイントは、
あくまでも、「飲みたいな~( want )」と思った時点で、
その行動をしているかどうかが判断基準になります!
「wanted to drink(飲みたかった)」その時点では、
まだその行動をしていないので、to不定詞になります。
その他に、たまにある質問としては、
「習慣的に毎日ビールを飲んでる人は、
「ビールを飲むこと」をリアルにイメージできるので、
want drinkingにならないのですか?」という質問を受けます。
ポイントは、あくまでも、
その動詞が持っている意味の性質です。
その場の状況よって、
want の後が~ingになったり、toになったりと変わることはありません。
「~したいなぁ」と思った時は、
基本的に、そのことはまだしていないので、
to になります。
・want(~したい)
↓
・またやっていないので漠然としたイメージ
↓
・to不定詞
これくらいにシンプルに考えて下さい!
なぜ動名詞ingが過去志向なのか
では、次に、動名詞(ing)を見ていきましょう!
動名詞(ing)はよくが過去志向と言われます。
いきなりですが、
「彼女に会ったこと覚えているよ!」
っていうのを英語にしてみましょう!
I remember…
(私は、覚えています…)
さぁ!
この後、どちらが正解でしょうか?
“to” meet her(彼女に会ったことを)
“meeting” her(彼女に会ったことを)
ポイントは、既に会っているかどうかです。
この場合は、もちろん既に彼女に会ってますよね?
そうです!
その通りで、実際に経験していることって、
リアルに想像できますよね!
なのでこの場合は、動名詞(ing)になります!
I remember “meeting” her at a party.
(彼女ちパーティで会ったことを覚えています)
もう実際に彼女に会っているので、
その事がリアルに頭の中で想像できるのです!⇒(ing)
ちなみに、この文を to 不定詞に変えてみましょう!(ing ⇒ to)
I remember “to meet” her.
すると、意味が変わります!
どんな意味になるですしょうか?
to は、未来のことでしたよね?
正解は、「(これから)彼女に会うことを覚えている」という意味になります。
彼女と合う予定が入っていて、
「忙しいけど、彼女と会う予定のことをちゃんと覚えているよ!」という時に使えます。
止める系の動詞の直後は、ingになる理由
「止める」系の意味を持つ動詞の直後は ing がくる事が多いです。
例えば、
「私はタバコ止めるつもりです」
を英語にしていましょう!
英語にしてみて下さい!
I will quit…
(やめるつめりです…)
さて、
ポイントは、ここからです!!
この後、どっちが正解でしょうか?
I will quit…
(やめるつめりです…)
to smoke(タバコを吸うことを)
smoking(タバコを吸うことを)
ポイントは、「quitやめよう」と思った時点で、
「タバコを吸う」という行動を実際にやっているかどうかです。
どっちか分かりましたか?
そうですよね!
勿論、この場合は、
もう吸っちゃっていて、禁煙しようとしています。
既に「喫煙」しているので、
リアルに頭の中で想像できるので smoking になります!!
I will quit smoking.
(禁煙するぞ!)
このように、
「「止める」というニュアンスのある動詞」は後ろが動名詞(ing)になります。
stop~ing「~をやめる」
give up~ing 「~をあきらめる」
discontinue~ing「~をやめる」
もう実際にその行動をしていて、
頭の中でリアルに想像できるので、ing になるのです!
繰り返し系の動詞の直後がingになる理由
さて、理解を深めるためにもう一ついきましょう!
「ピアノを弾く練習を毎日している」というのを英語にしてみましょう!
I practice…
(私は練習します…)
さて、この後、どうなりますか?
”to play” the piano.(ピアノを弾くことを)
”playing” the piano.(ピアノを弾くことを)
ポイントは、「practice:練習する」という動作です。
練習って、繰り返し何度も何度も行いますよね?
そんな「何度も繰り返し行う動作」って、
頭の中でリアルなイメージを持ちますか?
それとも漠然としたイメージですか?
その通りで!
勿論、何度も繰り返しやっているので、
非常にリアルなイメージが思い浮かびますよね!
なので、practice の後は、playing the piano.と、
動名詞(ing)になるのです!!!
同じ理由でpractice のように、
以下のような「繰り返し」のニュアンスがある動詞は、
頭の中でリアルなイメージが沸くので、
動名詞(ing)になります。
● be used to ~ing「~することに慣れている」
「慣れていること」は、繰り返し何度もやっているので、
頭の中でリアルなイメージになるので動名詞(ing)です。
● mind「気にする」
何か嫌な事や気にしていることって、
頭の中でリアルに何度も何度も「繰り返し」考えてしまいませんか?
リアルにイメージ出来てしまうからこそ「気になる」訳です!
なのでこれも、動名詞(ing)のニュアンスがしっくりくるのです。
to 不定詞だと不自然なのです。
● look forward to ~ing「~することを楽しみに待つ」
すごく楽しみなことを考えている時って、
頭の中で、「繰り返し」リアルに想像しますよね!
なので、動名詞(ing)になるのです!
「楽しみな事って、まだやっていない未来のことなのでリアルにイメージ出来ないのでは?」
と思うかもしれませんが、
楽しみなことを考えていると、ワクワクして躍動感がありますよね?
そのワクワクする躍動感こそが、まさにネイティブにとって ing の感覚なのです!
このように、未来のことでも、ワクワク感ゆえに
look forward to の 直後は ing になります。
上記のような、「繰り返し」のニュアンスがある動詞は、
頭の中でリアルなイメージが沸くので動名詞(ing)になります!
嫌なこと系の動詞の直後は、ingになる理由
だんだん慣れてきましたか?
さらに理解を深めるために、後もう1ついきましょう!!
これを英語にしてみましょう!
「リスクを取るのは避けるべきだよ!」
You should avoid…
(あなたは避けるべきだ…)
さぁ!この後、
どっちでしょうか?
”to take” a risk(リスクを取ることを)
”taking” a risk(リスクを取ることを)
これは、注意で、
「 to は未来志向~」と単純に考えていると
間違えてしまいます。
それよりも大事な概念は、
頭の中で「リアルなイメージ」なのか、
「漠然としたイメージ」なのかです。
たまたま未来での行動は、漠然としたイメージになることが多いので、
to 不定詞になることが多いのですが、
さっきの
● look forward to ~ing「~することを楽しみに待つ」
が頭の中で何度もリアルに想像しているから動名詞(ing)だったように、
未来のことでも動名詞(ing)になるものもあるのです。
さて、
避けたい(嫌な事)ことって、
頭の中で、
リアルにイメージしませんか?
そうですよね!
「こうなったら嫌だな~」
「どうしてもこれだけは避けなければ!」
という時は、
その事について頭の中でリアルに悪いイメージをグルグル想像しているからこそ、
避けたい(嫌だ)って思う訳です!!
なので正解は、動名詞(ing)です!!
You should avoid
(あなたは避けるべきだ)
“taking” a risk
(リスクを取ることを)
同じ理由で、
以下のような「回避」のニュアンスがある動詞は、
動名詞(ing)を使います。
● escape ~ing 「避ける」
● miss~ing「逃す」
● object to~ing「反対する」
● be opposed to~ing「反対する」
「嫌だな~」「避けたいな~(反対したい)」と頭の中でリアルにイメージしているから、
動名詞(ing)になります。
ここまでOKでしょうか?
まとめ
ちょっと、いっぱい話したのでまとめておきましょう!
まとめ
●『リアルな生き生きとした躍動感のあるイメージが頭の中に浮かぶ時』
↓
動名詞(~ing)
●『漠然とした、リアルでないイメージが頭の中に浮かぶ時』
↓
to 不定詞
●「どうやってネイティブが不定詞と動名詞を使い分けているのか?」というと、
頭の中に『リアルなイメージが浮かぶ』か、
『漠然としたイメージが浮かぶか』によって決まる!
● 『未来のこと』は、漠然としているので、
to 不定詞を使うことが多い
● 『過去に体験したこと』は、リアルに想像できるので、
動名詞(ing)を使う事が多い
● 以下のようなニュアンスがある動詞は、
リアルなイメージが頭の中で浮かぶので動名詞(ing)
・「中断」
・「繰り返し」
・「回避」
さてさて、
最後に今日の力試しをしましょう!
最初に見たこの文!
どっちが自然な英語でしょうか?
① “To play” the guitar is my hobby.(to不定詞)
(ギターを弾くことは私の趣味です)
② “Playing” the guitar is my hobby.(動名詞ing)
(ギターを弾くことは私の趣味です)
①②はどちらも文法は、正しいのですが、
より自然なのは1つだけです!
どっちが自然だと思いますか?
ポイントは、
” hobby ( 趣味 ) “です。
趣味って、「繰り返し」習慣的に行う事ですよね?
そのような事って、頭の中で、
リアルなイメージが沸きますか?
それとも漠然としたリアルでないイメージが浮かびますか?
もちろん、リアルなイメージですよね!!
なので、この場合は、
Playing の方が自然な英語です!
② “Playing” the guitar is my hobby.(動名詞ing)
(ギターを弾くことは私の趣味です)
では、逆に、
どういう時に、
” to play ” the guitarって to 不定詞になるかと言うと、
「客観的な一般論」を言うような時です!
そんな時は頭の中に漠然としたイメージが浮かぶのです。
例えば、
【一般的に】「ギターを弾くことは難しいと言われています」
というような文の時は、
あくまでも、世間一般論を話している訳です。
このような客観的な事って頭の中では、リアルというよりは、
漠然としたイメージが沸きますよね?
そんな時は、
To play と不定詞を使うのが自然なのです。
Generally speaking,to play the guitar is difficult.
(一般的に言って、ギターを弾くことは難しい)
さて、今回もかなりボリュームミーな内容だったのですが、
いかがだったでしょうか?
これから、to 不定詞と動名詞(ing)に迷ったら、
是非、
to 不定詞
『漠然とした、リアルでないイメージ』
動名詞(~ing)
『リアルな生き生きとした躍動感のあるイメージ』
これを意識してもらえればと思います!
では、今日は以上です!
最後までご覧くださり、ありがとうございました!!
TZ(てぃじー)
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ご参加は以下のフォームからできます!
いつでも簡単に配信停止(退会)できます。お名前はハンドルネームでもOKです。
面白く読ませて頂きました。是非お聞きしたいことがあります。
I’m looking forward to visiting your country some day.としたときに、例えば行ったことがない国であればリアルなイメージが持てないのですが、この場合ingなのは何故でしょうか?
まだ、I want to drink beer.も、ビールを飲むことが好きであれば何度もやっているため、リアルやイメージを持てますが、それでも不定詞なのでしょうか?
ご説明はすごくわかりやすかっただけに、反対に混乱してしまいました。お時間があればご教示ください。
いつもとても面白く読ましてもらっています
英語は全て後ろを補うって話してましたが、
では、to不定詞や、分詞構文、関係代名詞、関係副詞の使い分けはどのように使い分けてるんですか??
現在進行系の文が強い意志を持った未来表現になるってネイティブが言ってたけどこの記事の法則で当てはまるのかな?
進行形使ってるから具体的な影像が見えるイメージ
「Have」っていう単語あるじゃないですか、それって使役動詞やら、時制を揃える時や、持っている、って意味があるじゃないですか、
それも1つの解釈でできるのかどうか知りたいです。
暇な時にそれについて上げていただければ、助かります!
いつも楽しく読んでいます。
ありがとうございます。
TOEICの勉強をしていたら以下の文が出てきました。
Sending it by e-mail would help save paper.
これはまだ本当にsave paperをhelpできるかわからないので漠然としたイメージとなり、
Sending it by e-mail would help to save paper.
となると思うのですがtoはどこへいってしまったのでしょうか。
田中さん
ご質問、ありがとうございます。
おっしゃるようにhelp to~でも正解なのですが、
help 直後の to は省略されることがよくあります。(help toのtoを付けても省略してもOKです)
というのも、「to~」は、まだやっていない未来の「ボンヤリ」感でしたよね。
なので、help to~だと「~することを助ける”だろう”」という意味になります。
つまり、help to~だと「助けるけようと思っているけど、助けるかどうか分からんね~」みたいなニュアンスが残るのです。
でも田中さんの例文から分かるように、
意味上、既に助けてるかと思います。
Sending it by e-mail (Eメールで送ることで)
would help to save paper.(紙の使用を抑えられる)
Eメールで送った時点で、
既にもう紙をsave(節約)出来ている訳です。
なので、to~を使うと、
「save(節約)できるかも~」みたいなニュアンスになるので、
ネイティブにとっては気持ち悪い。
なので、help の時の to がよく省略されるようになったのです。
ご参考になれば幸いです。
TZ
wantは「~したいなぁ」と楽しみに待っているため、リアルに想像ができてしまいますが、あくまでも動詞がもっている意味の性質を考え、「~したいなぁ」と考えている時点ではまだ行動していないため「to」になるとのことでした。
しかし、look forward to ~ingも「楽しみにしている」時点ではその行動はしていないので、動詞が持っている性質を考えると「to」になるのではないでしょうか。
大変お手数ですが、ご回答いただけたら幸いです。
とてもわかりやすい説明で楽しく読ませていただ来ました。
一つ質問があります。
I’m glad to see you here は実際に相手に会ってから言う言葉であり、リアルな映像が思い浮かぶような気がしますが、なぜto不定詞なのでしょうか。
ingにすると 会えたことが(以前)嬉しい という意味になってしまい、過去にあった出来事に対して喜んでいる状態になるからではないでしょうか?