英語の助動詞をネイティブの感覚で理解する方法

この記事は8分で読めます

今日は、
助動詞(must, should, may , might など)を

暗記無しで『超簡単、シンプルに理解する方法』をお伝えします!!

というのも、
少し前に、高校2年生の女の子から、
こんなメッセージを頂きました!

========ここから============
初めまして。高校二年生の女子です。
(前略…)
とてもわかりやすく、かつてない考え方で英語を学べられ、新しい考え方が身に付いたように思えます。
TZ先生には本当に感謝しています!
あと記事のリクエストなのですが、助動詞の解説も是非お願いします!
私は助動詞がとても苦手です…。一つ一つに意味が多いですし、違う単語で似たような意味だったりして「何が違うの?!」となって凄く混乱してしまいます…。
お忙しいと思いますが、TZ先生の解説が聞きたいです!
どうぞよろしくお願いしますm(_ _)m
========ここまで============

リクエストありがとうございます!!

ということで、
今日は、これにお答えして、

『ネイティブスピーカーがどのような感覚で助動詞(must, should, may , might など)を捉えているか』
について、お話します!

これを読めば、ネイティブと同じように
助動詞を感覚的に超簡単シンプルに使えるようになります!!

なので、気合入れて読んでもらえたらと思います!!

それでは、始めますね!

まず、最初に、
僕も、高校の頃、助動詞がイマイチ苦手でした。

めちゃくちゃ難しい感じはしないんだけど、
なんだか、本当に理解出来ているのか、

”しっくり感”がありませんでした。

 

と言うのも、
助動詞には、いくつも意味があって、

例えば、should は「~すべき」と最初は習って、

これだけならよかったのですが、
少ししたら、「《推量》~のはずだ」というのが出てきて、

should が出てくると、
「あれ?どっちで訳したらいいんだろう?」

「~すべき?」「~のはずだ?」

と、いちいち悩んでいました。

 

それだけならまだしも、
should の辞書で調べて、その意味の多さに唖然としました。

 【shouldの辞書の意味】
・《義務》~すべきである、~べきだ、~しなくてはならない
・《過去の単純未来》~だろう◆従属節内の時制の一致
・《推量》~のはずだ、~のはずである
・~であるよう
・《後悔》~だったのに

などなど、

なんと、他にもいっぱい意味があったのです。

 

しかも、should 以外にも、
must might mayなどいっぱい助動詞が合って、

「すべき」とか「しなければ」「ちがいない」「のはずだ」とか、って

「どれも似た意味で、何が違うねん!!!」
という気持ちになり、

定期テストでは、壊滅的な点数しか取れませんでした。

 

それから、何年か経って、
『ネイティブの感覚』というものに気づいて、

今では、助動詞はしっかり理解出来るようになりました!

 

なので、
今から、その”ネイティブ視点”から助動詞を解説していきます!

 

まず、
助動詞を正しく理解する為に、

絶対に覚えておいて欲しい

最重要ポイントがあります。

 

それは、
『助動詞は、日本語に訳したらダメ!!』ということです。

 

「え!?英語を英語のままでなんて無理~」と思われるかもしれませんが、

大丈夫です!

和訳せずに簡単に理解する方法を今から話していきますね!

 

では、日本語に訳さずに、

「どうやって助動詞を理解するか」について、

話していきます。

 

まず、知っておいて欲しい重要なポイントは、

助動詞には、

話し手の主観的な『気持ちがこもる』ということです。

 

あくまでも話し手の “主観的な気持ち” です

実際にどうなるか関係ありません。

そんな話し手の” 主観的な気持ち “が助動詞には乗っかります。
(これ今日の重要ポイントです)

 

そしてですね、、、

いいですか?

 

その”気持ちの強さ”によって、

どの助動詞を使うのかが決まるのです。

 

では、
「どんな気持ちの時に、どの助動詞をつかうのか?」

1つずつ解説していきます!

 

まずは、 must です。

must は、
『絶対!必ず!100%』といった気持ちの時です!

「オラアアァァ!!!!!」って気合入っている人の近くにいると、

その迫力が伝わってくるじゃないですか?

 

must は、
話し手からプレッシャー、
圧力を感じさせる言葉です。

 

【強さ:100%】
そんな気持ちの時に、ネイティブは must を使うのです!

 

じゃあちょっと、
文で見てみましょう!

 

I must study tonight.
(今晩、勉強しなければ)

 

これは、
一般的には、「(義務)~しなければならない」と解説される must ですが、
それは一旦忘れて、

must の気持ちを感じてみましょう!!

I “must” study tonight.

どうですか?

「いや~今回テストまじでヤバい。

全く何も勉強してない…

今晩こそ、もう絶対に!!必ず!!(must!!)

勉強しなきゃ!!」

っていう感じです!

I “must” study tonight!

 

どうですか?

 

話し手の強い気持ちが伝わってきませんか?

これが must の感覚です!

 

ここまでOKでしょうか?

 

 

では、次にこの文いきましょう!

He must be tired.
(彼は、疲れているに違いない)

 

一般的には、
「(推量)~に違いない」と説明されますが、

きっと、
(義務)(推量)などと考えているのは日本人の英語の先生くらいで、

ネイティブは、全くそんな事は考えていないんです!!

 

彼らネイティブスピーカーにとって、
must の意味はただ1つ、

『絶対!必ず!』というプレッシャー、圧力、という気持ちです。

 

さぁ!どうでしょう?

ここに、
must の『絶対!必ず!』といった話し手の気持ちが感じられませんか?

He “must” be tired.
(彼は、疲れているに違いない)

 

イメージして下さい。

ある男性が、「元気だよ~」と言っていますが、

目の下にくまが出来ていて、
やつれていて、とても辛そうで、

明らかに、ものすごく疲れているように見えます。

 

その時、あなたは思いました。

He ” must ” be tired.

 

どうですか?

must の気持ち感じましたか?

 

そうですよね!

He ” must ” be tired.

彼、”絶対に”疲れているよ!

見た目、とても辛そうな彼を見て、
「明らかに彼、” 絶対 ” 必ず ” 疲れているよ!」という

100%の自信を持って言っている訳です。

 

ちなみに、
この100%というのは、話し手の主観です!

 

その男性は、疲れているように見えるだけで、
もしかしたら元気かもしれません。

 

実際に疲れているかどうかは置いといて、

話し手が主観的に、
「100%、彼が疲れている」と思ったら must を使います。

 

ここまでOKでしょうか?

 

では、他の助動詞もどんどんいきましょう!

 

次に、should です!
must を理解出来たら、should はそれ程難しくありません。

must は、
『絶対!必ず!』という100%の強いプレッシャーを表す言葉でしたが、

should は、
must の気持ちの強さを 70-80%くらいに少し弱めたものです。


shouldは、

『 must のマイルドバージョン 』です!!

must をちょっと弱めたのがshould なのです!

ではでは、
先ほどの例文の must の部分を should に変えて見てみましょう!


I “should” study tonight.

(今晩、勉強するべきだ)

これも、一般的には、
「《義務》~すべきである」と説明されるやつですが、
一旦忘れましょう!

should は、さっきの must の時の
「絶対に必ず勉強しなきゃ!」という100%の強い気持ちを

70-80%くらいに弱めてた感じと思って見て下さい!

ちょっとイメージして欲しいのですが、

「あ~!遊びに行きいな~!
けど、テストも近いし~
やっぱ、勉強しないとな~(should)」

くらいの 気持ちの時に should を使うのです。

I “should” study tonight.
(今晩、勉強するべきだ)

どうでしょうか?

must (100%) よりも少し弱め ( 70-80%くらい ) な感じ伝わってますか?

 

では、次にこの文にいきましょう!
(これも、さっきの例文の must を should に変えたものです)

He ” should ” be tired.
(彼、疲れているはずだ)

 

参考書では、「《推量》~のはずだ」と説明されるやつですね。

これも、さっきと同じように、
「should は、must のマイルドバージョン!」
should = 【 must の70-80%】
と思えばOKです!

 

「100%、絶対に疲れている!(must)」とは言い切れない、

けど、自信の程は、70-80%くらいある時に
これを使います!

He ” should ” be tired.
(彼、疲れているはずだ)

 

ほら、どうでしょうか?

話し手の70-80%くらいの気持ち、
伝わってきませんか?

「おそらく、70-80%くらいの確率で疲れているだろうな~」
という感覚です。


He ” should ” be tired.

(彼、疲れているはずだ)

と、このように、shouldは、

「must 程の100%の強い気持ちじゃないけど、
70-80%くらいの強めの気持ち」 です。

ここまでOKでしょうか?


この勢いで、後もう2つ!

may と might を見ていきましょう!

 

may と might も、もう簡単に理解できてしまうので、

もう少しだけ頑張ってくださいね!

 

ではいきます!

may と might は、

どちらも「~かもしれない」と訳されまずが、

これも勿論、日本語訳に頼っていては、
決して理解できない助動詞です。

・may:~かもしれない
・might:~かもしれない

 

どちらも「~かもしれない」と訳されますが、
その意味は異なります。

では、
この「may と mightの気持ちの強さ」を見ていきましょう!

 

さっそくですが、問題です!
考えてみて下さい!

【Q:パーティーに来る確率は何%でしょうか?】
A:She ” may ” come to the party.
B:She ” might”  come to the party.

 

どっちも和訳すると、
「彼女はパーティーに来るかもしれない」となりますが、

パーティーに来る確率は、全然違います。


さぁ、何%でしょうか?

A:( )%
B:( )%

正解は、

後で言いますね!

では、
まず、「mayの気持ち」から見ていきましょう!


may の気持ちは、簡単で、50%です!!

「50:50」 、「ちょうど半々」、

「うーん、こっちかな~?

やっぱり、あっちかな~?」という

「どっちなんだ!ハッキリしろよ!!」という

優柔不断な2択の感覚です。

 

そんな50%%の気持ちの時に、
ネイティブスピーカーは may を使います。

 

例えば、
さっきの例文を may に変えると、

He ” may ” be tired.
(彼、疲れているかもしれない)

彼が疲れている確率50%です。

「彼は疲れているかもしれないし、
疲れてないかもしれない。

どっちだろうな~?」

くらいの、
「50%くらいの確率で疲れているだろうな~」という時に、
may を使います。

 

では次に、might ですが、

先ほど、must を少し弱めたものが should だったように、

may を少し弱めたものが might です!

 

might は「 may のマイルドバージョン」と思ってもらえればOKです!

つまり、may が50%だったので、

それを少し弱めたものなので、

might は20-30%くらいになります。

 

例文で見てみましょう!

He ” might ” be tired.

これで、
彼が疲れている確率20-30%です。

「たぶん、彼は疲れてないと思うけど、
もしかしたら、20-30%くらいの確率で疲れているかもな~」

という時に、こうなります。

He ” might ” be tired.
(ひょっとしたら彼、疲れているかもしれない)

 

よく、参考書などでは、
might は(ひょっとしたら)と訳されていることもあるのですが、

これは、この20-30%くらいの気持ちを表そうとしているのでしょうね。

 

ちゃんと might の気持ちを理解したら、
こんな(ひょっとした)なんていう日本語訳を覚えずに済むのです。

すみません、
話が逸れたので戻しましょう!

 

では、
先ほどの2文の違い、もう分かりましたよね?

Q:A,Bどちらの方が、
 パーティーに来る確率はそれぞれ何%くらいでしょうか?

A:She ” may ” come to the party.
B:She ” might”  come to the party.

 

そうです!

 

その通りで、

Aは、50%くらいの確率で、「彼女パーティーに来るかも」

Bは、20-30%くらいの確率で「彼女パーティーに来るかも」

と言っているのです。

 

ちなみに余談ですが、
日本語の「~かもしれない」は、何%の気持ちを表していると思いますか?

 

正解は、

日本語の「~かもしれない」は、10%でも50%でも70%でも、

その状況に応じて、
何%にでも成り得るのです。

 

「その場の状況に応じて、
何%くらいの気持ちで言っているか感じてくれよ!」

っていうのが、日本語の「~かもしれない」なんです。

 

それに対して、英語は
「何%なのか、ハッキリ伝えるのです!」

 

日本語は、単一文化ゆえに空気を読む、
「曖昧さ」を大事にする言語ですが、

それに対して、
英語は、多様な文化の中で育った言語なので、
「明確さ」を大事にするため、ハッキリ伝えるのです。

 

このように、
もろに、日本語と英語の文化的な背景の違いが出るのが、
この助動詞なのです!!

 

つまり、
助動詞を正しく理解しようと思ったら、

日本語訳に頼っていると、

絶対に理解することが出来ません。

 

何度も言いますが、

大事なのは、

その助動詞に乗っかている ” 気持ちの強さ ” です。

 

これから助動詞を見た時は、
是非この気持ちの感覚を意識してもらえたらと思います。

では、最後までご覧くださりありがとうございました。

 

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    • 伊東
    • 2018年 3月25日

    こんにちは
    初めまして、伊東と申します。
    私は現在、29歳ですが、この歳になって海外に行くことが増え、
    英語が話せるようにならないとと思っています。

    そこでつまらない質問で恐縮ですが、
    助動詞の「can」ですが、「〜できる」等の意味があると思います。
    今まで記事を読んでいて、「can」はもしかしたら結構強い印象があるのかなと
    勝手に推測していますが、例えば「be able to〜」との使い分け等あるのでしょうか。。

    教えてください。

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