日本人の英語発音はどれくらい訛っているのか!?

この記事は3分で読めます

志村けんの英語の先生。
めっちゃおもろいです。

―――――――――――――――――――――――――

あの時はショックでした・・・。

 

僕が、留学してすぐの頃、
まだまだ英語が上手くなかった時の話なんですが、
簡単な単語がよく通じなかったんですよ。

↓のような単語です。正しく発音できますか?
fruits(フルーツ)
rhythm(リズム)
band(バンド)
girl(ガール)
rain(レイン)

 

簡単な単語なのに何で通じないの!?
ってびっくりしました。

僕は、留学する前に日本で少しの間、
英会話スクール(N●VA)に通っていました。

そこのネイティブの先生達にはちゃんと通じていたのに

留学先のオーストラリアでは通じない。

なぜだ!!? って・・・

 

 

その時気づいたんですよ。
日本にいるネイティブは、日本人の発音に慣れている
だから通じるんだって。

 

でも海外で、
日本人の発音に慣れていない人には
なかなか通じない。

 

僕は、発音について2つの勘違いしていました。

 

■勘違いその1:『英語が上達すれば発音も自然と上手くなる』

僕の留学先の学校で
クラスメイトに日本人の男性が一人いました。

彼はTOEIC900点の持ち主でした。

さぞかし流暢な英語を話すんだろうと思ったのですが
 発音が残念だったんですよ。

「アイアム ジャパニーズ」みたいな
典型的なカタカナ英語でした。

すごく英語力があるのに、
発音が良くないせいで
英会話初心者のように見えることもありました。

彼が授業で発言すると、
時々通じないこともあり、先生によく発音を直されていました。

 

逆に発音のきれいな日本人の女の子もいたんです。

彼女は文法的には結構めちゃくちゃな英語を話す人だったんですが、
発音が良いのでとてもぺらぺらに聞こえるんですよ。

 
英語が分からない人が彼女を見たら
完璧な英語を話していると騙されます(笑)

 
ネイティブにもちゃんと単語は伝わるので
コミュニケーションもきちんと取れていました。

 
発音が良いのは本当に得だな~
と彼女を見て強く思いました。

 

 

■勘違いその2:『海外に長く住めば発音も上手くなる』

僕は、海外に長く住んでる人は、
さぞかし発音も良いのだろうと思っていました。

 
留学中のある日、
オーストラリア在住20年の日本人女性に出会いました。

オーストラリア人の旦那さんと結婚して
それからずっと日本を離れて暮らしている方でした。

 

そんな彼女は、
文法のミスもない完璧な英語を話すのに
発音がカタカナ英語でした。

 

本当に20年も住んでるの!?
と衝撃な発音でした。
 

彼女の旦那さんは、
彼女の発音に慣れているようで通じていましたが、
現地の人には、「Perdon?」とよく聞き返されていました。

 

これら2つの勘違いから僕が言いたいのは

発音は意識して練習しないと絶対に上手くならない

ということです。

 

そもそも日本人って英語の発音には向いてないんですよ。

日本語の音は100くらい。
英語の音は300あります。

 

およそ200音くらい日本人にとって
練習しなければ出せない音が英語にはあるんです。

r,l,t,d,v,f,thとかです。

出せない音は、
一番近い日本語の音に置き換えちゃうんですね。

 「t→と」、「d→ど」、「f→ふ」

のように・・・。

これ、ネイティブにとったら非常におかしな発音に聞こえるんですね。

 

意識して練習していない限り
日本人の英語は、絶対になまっています。

志村けんのコントの動画を観ると、
いかに日本人がなまっているかがよく分かります。

 

発音が悪いと本当に損をします。

日本語でも地方の方言でなまっている人と
コミュニケーションをとるのはしんどいですよね?

聞き取れなくて
「何て?」って何度も聞き返すのは結構ストレスになります。

今日からあなたも発音だけは
しっかりと意識して練習して欲しいなと思います。

 

発音の練習方法ですが、

まずは、超当たり前で

こんなこと言うのは失礼なんじゃないかってくらいなんですが、

「発音練習をしなければ」という意識をしっかり持って頂きたいと思います。

 なんでわざわざこんなことを言うのかというと、

多くの人は、意外とこの意識がホントに抜けています。

逆に言うと、意識するだけで改善される音もたくさんあるのです。

 

そして具体的な練習方法ですが、

これもまた、超単純なことを言いますが、

まずはネイティブの発音をよく聴いてしっかりと真似してみてください。

たしかに、細かい舌の動きとかはありますが

最初はあまり難しいことは考えずに、
聴こえてきた音をそのまま真似して言えるかやってみて下さい。

それだけで t ,d など改善される音がたくさんありますよ!

 
ちなみに細かい発音もきれいに矯正したいって方に
おすすめの発音教材があります。

 
個人的にはこれがおすすめです。

↓↓こんな感じ図が音に合わせて動くので、とても分かりやすいです!

本とかの一般的な発音教材だと、
CD音声を聴きながら、
本の説明文を読んで、
図を見て、、、

と、かなり煩わしいかったりしますが、

この教材は見るだけで感覚的に理解できます!

僕自身もこの教材を実際にやってみたんですが、
自分で出来ている’つもり’だった音も、
実際には微妙に下の動きが自分が思っていたよりも少し違っていたりして、
CGの動きを真似して舌を動かすようにしたら、
以前よりも英語らしい音に矯正されました!

ネイティブのような発音を身に着けたい人や、
発音を感覚的に学びたい人はこの教材おすすめです。

ただこれ、正直言って万人にお勧めできる訳ではありません。
まず、本などの教材と比べると少し値段は張ります。(1万ちょっとします)

そして、DVDなので
パソコンなどに取り込んだりして、
いつでもすぐ見れる環境を作れる人じゃないと、
続けにくいです。
(何度もDVDのトップメニューに飛んだり、
繰り返し再生したり、といった操作が必要なので
普通のDVDプレイヤーだとやりにくいです。)

逆に言えば、
ある程度、自己投資が出来て、
パソコンなどに取り込んで、
いつでもすぐ見れる環境を作れて、
毎日少しずつ教材を見ながらコツコツ練習できる人には
かなり効果があるのでおすすめです!

そんな方は、是非導入してみて欲しいと思います!

この教材の詳細はこちら

 

 

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    • 無味無臭なアノニマスさん
    • 2015年 6月23日

    ずっと思うのは、そもそも日本語自体が発音で意味を区別したり、同音異義語が多くても
    何となく通じる言語だから、英語みたいに音に拘る必要が無いのではないかと。
    前からネットで日本のテレビでテロップが多いのは何故だ、と言っている方が
    居ましたけど、おそらく日本人は日本語を「頭の中で漢字を意識して同音異義語を
    区別しているのではないか」と思いました あれだけテロップを乱用している一方で
    正しい漢字を学べるので一概に悪いとは言えません

    • ことまい
    • 2015年 10月16日

    志村けんの動画面白かったです。
    本当に日本人て英語の発音苦手だなーって痛感します。
    thの部分とかね。

    • はりあ
    • 2016年 4月26日

    はじめまして。
    FBで友人がこちらの頁にコメントを付けて投稿してたので、とても興味を持ちました。
    留学あるあるですね。私は高校の一年間と大学の3、4年生をアメリカで過ごしたのですが、
    高校の時に入っていたバンド、オーケストラの友人たちに毎日発音の矯正をしてもらいました。
    音に敏感な人たちで、少々厳しかったですが、とてもためになりました。
    文法や言い回しがめちゃくちゃな時もありますが、まさにTZさんが書かれている通り。。。
    発音が良い(高校で行った地方の訛りが少々あります。笑)せいか、聞き返されることは
    まずありません。自慢みたいに聞こえるかもしれませんが、本当にそうなんです。
    とはいえ、日々精進ですね。
    英語、英会話に関する記事、投稿、これからも楽しみに読ませていただきますね。

    P.S. 日本人に発音しにくいであろう究極?の単語を友人との会話の中で発見しました。
       パラレル(Parallel) Aの発音はaeのア、その後RとLのオンパレード。。。
       口内もごもごです。

    • 匿名
    • 2017年 5月13日

    英語は発音が良くないですね。

    • 匿名
    • 2017年 7月13日

    英語の発音がうまくなるとリスニングの力もついてくる。日本人がリスニングが苦手なのは正しく英語が発音できないことから来ていると英語を長く勉強してくるとそれがわかる。日本の英語の教師は発音が悪い。当然リスニングの力が低いということを表している。

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管理人:TZ(てぃじー)

プロフィール
職業:英語講師
昔は英語が苦手でしたが、英語がペラペラになる夢が忘れられず、豪に留学。そこでネイティブの感覚を知り、英語が得意に。今はそのネイティブの感覚を様々な場で教えています。 詳しくはこちらを読んでみて下さい TZ(てぃじー)物語