なぜか学校では教えてくれない不定詞の秘密

この記事は4分で読めます

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不定詞の秘密。

 

それは、、、

 

不定詞には

『足りない情報を補う』

という感覚があるということです。

 

どう言うことかというと
例えば

I want something.
(何か欲しい。)

っていきなり言われたら、どう思いますか?

 

おそらく「何が欲しいの?」って聞き返すと思います。

話し手も
I want something.
(何か欲しい。)

これだけだと情報が不十分だと分かっています。

 
  
そこで
不定詞の『足りない情報を補う』という感覚の登場です。(参考:英語で一番大切な感覚

 
不定詞を使って、
何が欲しいのかという情報を補います。

I want something
(何か欲しい。)

”何が欲しいかというと”

【to drink.】
【飲み物が】

【】の部分が補っている不定詞の部分です。

 

どうでしょうか?

話し手の感覚としては以下のような感じです。

I want something.
(何か欲しい。)

”あっ、これだけじゃちゃんと伝わってないな。”

”何が欲しいかというと”

【to drink.】
【飲み物が】

 
このような感じです。

分かりますか?

 

次の文を見て下さい。

It is so difficult.
(とっても難しい。)

って言われたら、どうおもいます?

おそらく、
「え?何がそんなに難しいの?」
って聞きたくなりますよね?

 

はい、
そこで、不定詞を使って補います。

It is so difficult.
(とっても難しい。)

 
”何がそんなに難しいかというと”

【to pass the exam.】
【その試験に合格することはね】

【】の部分が補っている部分です。

 
だんだん不定詞の補っている感覚伝わってきました?

理解を深めるために
もう一文いきましょう!

I went to Tokyo.
(東京に行ったんだよ)

”何しに行ったかというと”

【to see my friend】
【友達に会いにね】

【】の部分が補っている部分です。

 

 いかがでしょうか?

 不定詞の『足りない情報を補う』という感覚を理解してもらえたでしょうか?

 

それではここで1つ復習です。

toのイメージは『矢印⇒』だと
僕が前の記事で言っていたのを覚えていますか? (参考:もう迷わない!! toとfor 究極の使い分け感覚 )

忘れている方のために、
一つ例をあげます。

下の文のtoの所に⇒が見えませんか?

I go to Tokyo.
(東京に行く)

I goTokyo.
(私は行く東京に)

 

実は
ネイティブは不定詞の to も
前置詞の to と同じように矢印 ⇒ の感覚で捉えています。

to の矢印 ⇒ で足りない情報を
指し示しているのです。

 

以下の3つの文を見て下さい。

I was relieved.
(安心したよ)

He’s grown up.
(彼は育った)

He must be rich.
(彼は金持ちに違いない)

 
これらの文はここで終わってしまったら
物足りない感じがしますよね。

そこでtoの矢印⇒を使って
説明不足の情報を指し示します。

 
※⇒がtoだと思って以下の文を読んでみて下さい。
I was relieved  【⇒ hear the news】
(安心したよ)     【その知らせを聞いてね】

He’s grown up 【⇒ be a famous soccer player.】
(彼は育った)   【そして有名なサッカー選手になった】

He must be rich          【⇒ buy a Ferrari.】
(彼は金持ちに違いない)  【フェラーリを買うなんて】

 

いかがですか?

どの不定詞の to も矢印⇒で足りない情報を指し示している感じがしませんか?

 
一般の参考書ではこれら3つの文の不定詞をそれぞれ
「原因:~したので」、「結果:その結果~」、「判断の根拠:~するなんて」
と用法で分けます。

 
しかし、用法がどれであろうと不定詞の本質は
『足りない情報を指し示して補う!』
ということです。

  
これが分かれば、リーディングのスピードが格段に上がります。
「これはどの用法なのかな?」と考えなくて済みますし、
英文を読み返さずに読めるようになるからです。

 
一般の参考書や、
よくある学校の授業の考え方は決して間違いではありません。

しかし、大きな欠点があります。

それは、文を読み返さないといけないということです。

  
以下のような効率の悪い流れで読まなければなりません。

①I went to Tokyo to see my friend.
  いったん文を全部見る。

 ②I went to Tokyo 【to see my friend.】
【】の部分が副詞的用法の「目的:~するため」だと気づく。

 ③I went to Tokyo 【to see my friend.】
【】の部分を「~するために」と訳してもう一度読む。

 
これでは時間がかかります。

 

また読む時は戻れますが、
聴くときは戻ることが出来ません。

リスニングで不定詞が出てきたら
理解できないということが起こってしまいます。

 
なのでやはりおすすめはいつも言っていますが
【ネイティブの感覚を知る】ということです。

 
これからは
不定詞修飾(文や名詞の後に不定詞が付いてる形)を見たら
『足りない情報を補う』という感覚を持って見てみて欲しいなと思います。

 

P.S. 感覚が分かれば、構文なんて丸暗記しなくていい。

感覚で捉える威力をもう一つお見せします!

ちょっと考えて欲しいのですが、

↓このフレーズ、 
too~to…(~すぎて・・・できない)


なぜ not もないのに「・・・できない」という意味になるか分かりますか?

一緒に考えていきましょう!

 
↓の文を見て下さい。
Tom is too fat.
(トムは太り過ぎている。)

「~すぎる」ということは何かの基準よりも大きいということですよね?

気づきましたか??

そうです、

その基準が何か(足りない情報)を、不定詞で指し示します。

 
Tom is too fat
(トムは太り過ぎている。)

”何を基準にして太り過ぎているかと言うと”

【⇒wear the jacket.】
【そのジャケットを着るには】

(※⇒をtoだと思って下さい)

 

だからこれで
「トムは太りすぎてそのジャケットを着ることができない」
という意味になるのです。

なので

too~to…(~すぎて・・・できない)
という構文があるんじゃなくて、
t正しくは、too~って言ったら、
自然と補いたくなってto~って補っているだけなんです。

too~to…(~すぎて・・・できない)って丸暗記してしまうのではなくて、
感覚を持って文を理解したら、英語って実はとってもシンプルな言語ですよ!

 
ではでは、最後までご覧くださりありがとうございました!

 

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 この記事を読んでいる方は、以下の記事も読んでいます
【構文は暗記しちゃダメ!?】ネイティブ流、新しい構文の考え方
もう迷わない!!  toとfor 究極の使い分け感覚
5文型が分からないのは当たり前
発音が全て!?
【知らないと損する!?】英語で一番大切な感覚とは

 

 

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    • かご
    • 2015年 4月12日

    toを使う時、ネイティヴの感覚を知りたいと思いました。

    I’m happy to be here.

    1.私は幸せです、ここにいられてね。
    2.私は幸せの気持ちで、ここにいます。

    1の感覚だと思うのですが、どうでしょうか?

    • かごさん
      1ですね!
      私は幸せです⇒ (その理由は)⇒ここにいられ
      ってな感覚なので

    • ぴちく
    • 2015年 10月23日

    毎回楽しく拝見させていただいてます。
    不定詞のto、とても分かりやすかったです。ありがとうございます。

    もう一点、気になることがあります。
    【否定の不定詞】、この感覚がまだつかめません。

    1. I’ve determined to not see him again.

    2. I’ve determined not to see him again.

    「私は、もう彼に会わないことを決めた。」という文章にしたい場合は、どちらが正しいですか?
    【否定の不定詞】を具体的にネイティブの感覚で教えてください。
    他の例文も含めて解説して頂ける有難いです。

    • 匿名
    • 2015年 10月28日

    この記事最高に分かりやすいです。

    • なゆ
    • 2015年 11月15日

    わかりやすーい(*≧∇≦)ノ
    スッキリしました~!

    • じゅん、
    • 2016年 1月3日

    こんなにためになる英語を今まで見たことありません
    ありがとうございます。

    質問なんですが、toは日本人の言う「〜用法」とは考えず補う言語とありましたがたとえば
    I’m looking forward to seeing you.
    は私は楽しみにしている(あなたに会うのを)と名詞的用法だと分からなければ前置詞toが必要になるのですが、この場合ネイティブやスラスラ話せる人はどのように考えているのでしょうか?

    • マコト
    • 2016年 3月6日

    この考え方本当にためになります!ありがとうございます
    返り読みしない方法をずっと考えていました
    同じto を使う文でも
    I’m looking forward to doing ~
    だったら
    lookは目を向ける
    forwardは前方とか将来という感覚があるので
    I’m looking forwardで
    「私は将来を見ています(将来のことを考えています)」
    そしてlookの目を向ける方向をtoの矢印⇒の感覚で表し
    (look at と似たような使い方)、
    to の後には未来で起こっていることが来るため
    動名詞のdoing~( ~すること)になっている

    という文で解釈できるから
    「今からもう未来のこと想像しています」
    →~することを楽しみにしてる

    というイメージでよろしいでしょうか?

    • マコトさん
      コメントありがとうございます。

      >I’m looking forwardで
      >「私は将来を見ています(将来のことを考えています)」
      >そしてlookの目を向ける方向をtoの矢印⇒の感覚で表し
      >(look at と似たような使い方)、
      >to の後には未来で起こっていることが来るため
      >動名詞のdoing~( ~すること)になっている

      >という文で解釈できるから
      >「今からもう未来のこと想像しています」
      >→~することを楽しみにしてる

      >というイメージでよろしいでしょうか?

      まさにおっしゃる通りで、
      ネイティブはそのような感覚で捉えていると考えられます。

      この記事を読まれただけで、
      そこのことに気づかれたのは素晴らしいと思います!

      きっと他の表現も、今されたのと同じような解釈で
      理解出来るものがたくさんあるので、
      是非色々見つけていって欲しいと思います。

      見つけるたびにマコトさんの英語の感覚が磨かれていくと思います!

      ポイントは、ネイティブは不定詞のtoも前置詞のtoも
      どちらも同じように「⇒」と捉えているということです。

    • ほわいとらいおん♬
    • 2016年 8月13日

    いつも大変役に立つお話、
    ありがとうございます。
    面白かったです〜♪

    また、
    最近の日本語の
    「〜過ぎる(人、モノ、コト)」
    の心地よくなさが把握出来ました。

    過ぎるとは、本来は
    自然でない、
    心地よくない状態を
    気付かせるための言葉
    なのかもしれませんね♪( ´▽`)

    • ぐりこ
    • 2016年 11月5日

    素晴らしい記事をありがとうございます。
    受験生なのに英語が苦手で、勉強するたびに頭が混乱してる状態でしたが、目から鱗でした。
    もっと早くこの記事を目にしていれば……

    そして本題なのですが、補足的な役割を果たしているto不定詞といったものが、文頭でTo play tennis is…のように主語として使われていることがありますが、このような使われ方をしている時のto不定詞には補足の意識はないのでしょうか?

    わかりづらい質問で申し訳ありません…

    • ぐりこさん
      コメントありがとうございます!

      >文頭でTo play tennis is…のように主語として使われていることがありますが、
      >このような使われ方をしている時のto不定詞には補足の意識はないのでしょうか?

      その通りです!
      俗に言う名詞的用法(~すること)の時は、
      補足的な感覚ではなく、
      名詞になる部分を「指示している」感覚で話されています。

      To read the book is~
      ⇒この本を読むことはね~

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